古代人の宇宙観と文字生成の原理
古代日本にあった占いの書「フトマニ」を研究していた著者が、偶然スウェーデンストックホルムの市庁舎黄金の間にあった女神ゲフィオンの壁画に、フトマニの御柱図(宇宙創造のデザイン)が描かれていることを知り、過去の写真を調べた結果、同様のデザインが世界各地にあることに気づく。
*ストックホルムの市庁舎は、ノーベル賞受賞者の晩餐会が行われることで有名な建物
著者はこのデザインが、宇宙創造のデザインであることを発見し、そこからハートのデザインが何であるかを知ることとなった。
こうした一連のデザインの関係性の意味を知ることで、生命の本質が何であるかが分かるであろう。
さらにこうした認識は、人類すべての心に平穏をもたらし、ひいては世界平和につながることを筆者は確信する。
また同時に、文字がどのようにして生まれたのか、文字とは何か?を完全な兆形(まちがた)で示した。
それはハートのデザインと深く結びついていることを、世界の文字や紋様を紹介することで証明した。
この兆形は、立体化すれば神聖幾何学となりフラワーオブライフとなる。
さらにフトマニを用いての占い方と、古代文字の解説およびフトマニの卦(128首)の意味を解説した。
本書は、古代に興味を持つ皆様ばかりでなく、幸福の本質を模索する方々にとっても新たな視野が開かれることになるであろう。