失われた文明

吾輩が、大学を卒業して社会人になった頃に、夢中で読んでいた一冊の本がある。それは、A.ゴボルスキーが書いた「失われた文明」という本である。

アレクサンドル.ゴボルスキー、1930年生まれ。大学卒業後、モスクワにある科学アカデミーのインド過程を終了。後同研究所で、インド考古学を研究。

この本にはこう書いてある。「かつて1万2000年前の地球上には、想像を絶するような高度に発達した文明が、花を開かせていた。重さ2000トンもあるような石の建築物、青銅の精錬技術を駆使した工芸品、空を飛ぶ機械などが作られていた。しかし、その文明は、大洪水、という世界的大異変によって、突然地球上から姿を消してしまった。本書は、この失われた文明を、沈黙の世界から、たぐり出し、ファンタジーの翼をひろげて、古代史の謎を系統的に総合的に追及する」

今、地球は大きな変動期を迎えているように思える。

2016年7月22日から31日まで、吾輩が、北欧を旅した時でも分かったことだが、この地で雷が起こることは、以前はほとんどなかったという。フィヨルドの氷河は溶け、至る所で滝となって流れ落ちていた。

これについて、この本にもこう書かれている。「たとえば、南極大陸をおおっている氷が、もし前部とけてしまったら、地球の多くの都市や土地はたちまち海底に没してしまうだろう。それは地軸が少し角度を変えたら、起こり得るのである」

すでにネットでは、地軸が角度を変えている、という情報をみることがある。

ゴボルスキーは「大胆に仮説をたて、一大冒険をおかす権利が学者にはある」といっている。またソ連の科学アカデミーの歴史学博士、G.B.フョードロフは、学者は歴史の歌い手であるだけでなく、またその兵士でもあり、審判者でもあらねばならない、と述べている。

吾輩が目指す古代史は、あくまでも俯瞰(ふかん)して歴史を観ることにある。自己を宇宙と同調させることができれば良いのだが・・・果たしてどうなるであろうか。