幼児期に見た夢
吾輩は、3歳から5歳くらいまでの間に、何度も同じ夢をみた。それはとても恐ろしい夢だったので、夜なかに泣いては、両親を困らせていたと思う。
どのような夢かと言うと、巨大隕石が、私の頭上に落ちてくる夢だ。
夢の中でのそのシーンはいつも同じであった。
森の中で、両親に見守られて、平和な生活をしていた。そんな矢先、ある日とつぜん巨大隕石が落ちてくるのだ。
逃げようにも、逃げられないほどの巨大隕石。いつもこの夢をみては泣いていた。
ゴボルスキーの本を読むと、巨大隕石の話が描かれている。
もしかしたら吾輩のタマはこのことを覚えていたのだろうか。
ホツマには、タマには記憶する部分があるという。